名前 | アフガン石 /アフガナイト /Afghanite |
分類 | 珪酸塩鉱物 |
グループ | カンクリン石グループ |
化学組成 | (Na,Ca,K)8(Si,Al)12O24(SO4,Cl,CO3)3?(H2O) |
結晶系 | 六方晶系 |
硬度 | 5.5 - 6.0 |
比重 | 2.55 - 2.65 |
屈折率 | 1.52 |
色 | 青から無色 |
光沢 | ガラス光沢 |
劈開 | 完全 |
断口 | 貝殻状 |
条痕 | 白 |
アフガン石はアフガニスタンの名産ともいえる準長石の鉱物で、この産地では同じブルーで他にラピスラズリの主成分である青金石
(ラズライト)、ソーダライト、霞石などが産出します。色では判断できないくらい似たブルーですが、ハッキリとした結晶なので
結晶系で判定できます。青の発色は含まれる硫黄によるものです。組成上硫黄を含まないと無色になります。濃い青は蛍光しませんが、
ややシアン色になるとオレンジ色に強い蛍光を示します。産地は他にもありますが、コレクターとしては質と量と青の美しさでで他の
産地を圧倒している、アフガニスタン・サーエサン鉱山のアフガン石を同産地の青の鉱物としてラズライト、ソーダライト、霞石と
一緒に収集するのが面白いかもしれません。他の産地のものはラズライトを含め白が一般的です。 |
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