ポーランドの亜鉛系の塗料工場の排煙口に偶然出来た紅亜鉛鉱の結晶です。たいへんきれいな結晶が多く強く蛍光します。きれいなものは意外と高価です。 |
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1900年代に入ってから人工水晶はその研究成果が本格的に公開され、以後、研究が進められて、第二次世界大戦中に、イギリスとドイツである程度の育成の成果を見ています。その後、ドイツの成果が、ソ連やアメリカ合衆国に渡り、研究が進められ産業化していきます。現在では。水晶振動子はすべてのデジタル製品や電気製品にはなくてはならないものです。日本では1953年に研究が開始され、現在では世界最大の製造能力を持つ設備で量産されています。ソ連では唯一色の付ける研究が進めれていろいろな色の結晶がつくられています。 |
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カーボランダム(炭化ケイ素)は、1891年アメリカ合衆国のEdward G.Achesonによりダイヤモンド合成の際発見されました。彼は、この物質を炭素と粘土中のアルミナの化合物と考えたので、CarbonとCorundumを組み合わせてCarborundumと名付けました。しかし、カーボランダム結晶は自然界では唯一隕石の中で発見されただけでそれ以外では極めて希な物質です。非常に硬く(新モース硬度で13/ダイヤモンドは15)熱に強いなどいろいろな有益な特性を持っています。電気的には半導体なので、特に高温半導体として各国が研究を競いあっているようです。検波にも使用できます。いろいろな結晶形があり、純粋な結晶での結晶形はまだわかっていないそうです。日本では屋久島で豊富な電力を利用して作られています。船のスクリューにはなくてはならない鉱物です |
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