トレプカ(Trepca)鉱山の歴史は長く、記載されている記録では1303年開山となっていますが、スラブの蓄積から見ますとさらに以前より採掘されていたようで、その始まりは金、銀の採掘において、ローマ時代にさかのぼるのではないかとも言われています。この鉱床は旧ユーゴスラビア諸国中でも最大の鉱床で(トレプカ鉱床)東欧の特徴である亜鉛、鉛をメインにした鉱山です。年間鉱60万トンの鉱石を産出しています。鉱床タイプはスカルンです。また、この鉱山は大きな晶洞が多く発見され美しい結晶が産出することでも有名で多くの博物館でトレプカ鉱山の鉱物が展示されています。コレクターにとってもとても嬉しい鉱山です。 |
|